撮影所年表

できごと
1951 4 東京映画配給(株)・東横映画(株)・太泉映画(株)の3社が合併し、東映株式会社が発足。これまで東横映画が大映より賃借していた東横映画京都撮影所を東映京都撮影所に改称する。
1951 8 邦画五社が時代劇の製作本数制限(月1本以内、年間12本以内)の撤廃に合意、即時実施される。
1951 12 東宝との配給を解消し、東映独自の配給(全プロ配給)による第一弾作品『江戸恋双六』(東映京都製作)が公開される。
1952 オープンセット用に隣接する2ヘクタールの土地を買収。
1953 12 2本立製作配給開始。"娯楽版"と銘打った併映作品の製作が始まる。
1954 5 東映娯楽版『笛吹童子』3部作が大ヒット。
1954 6 東映京都撮影所となって初めての新ステージ(第5,第6ステージ)の竣工式が行われる。
1954 12 京都撮影所製作作品『新諸国物語 紅孔雀』が封切、大ヒットする。
1955 6 この頃、俳優室、事務所などが新設される。
1956 1 録音室などを備えた冷暖房完備の第9、第10ステージが完成。
1956 5 武家屋敷のパーマネントセットが完成。
1956 9 京都撮影所のオープン敷地内に二条城をモデルに作られた「東映城」が完成。その後オープン敷地東側に移築される。
1957 4 日本映画初の大型(シネマスコープ)映画、東映スコープ第1号作品の『鳳城の花嫁』が全国一斉公開。大ヒットを記録する。
1958 12 東映京都撮影所制作による初のテレビ時代劇『風小僧』シリーズが放送開始。
1959 1 『忠臣蔵 桜花の巻/菊花の巻』が封切り、大ヒットとなる。
1960 3 時代劇を中心とする第一系統の配給に加え、新たに現代劇を中心とする配給系統第二東映が発足。第二東映京都の第1号作品『次郎長血笑記 秋葉の対決』(併映『危うしGメン 暗黒街の野獣』)が封切りとなる。
1961 3 創立10周年記念映画『赤穂浪士』が封切り。大ヒットとなる。
1961 4 第二東映、再編成により「ニュー東映」と改称。現代劇を中心とする新作2本立上映を開始。『アマゾン無宿 世紀の大魔王(ニュー東映東京)』『怪人まだら頭巾(ニュー東映京都)』が封切りとなる。
1961 5 内田吐夢監督、中村錦之助主演による『宮本武蔵』封切り。以降1965年まで、1年に1本製作される。
1961 11 ニュー東映を解消し、2つあった配給系統を1本化する。
1963 7 京都撮影所製作の『武士道残酷物語』(今井正監督)が第13回ベルリン国際映画祭で金熊賞(グランプリ)を受賞。
1964 2 (株)東映京都テレビプロ設立
1964 7 東映京都テレビ・プロ第1回作品『忍びの者』(監督:河野寿一、脚本:結束信二)がNET系で放映開始。
1965 7 『宮本武蔵 巌流島の決斗』が封切。内田吐夢監督が1961年より年1本のペースで製作してきた『宮本武蔵』五部作が完成。
1966 5 大川橋蔵主演『銭形平次』がフジテレビ系で放送開始。1984年まで続く長寿番組となる。
1966 7 夏休み子供向け番組として『大忍術映画ワタリ』が公開。この映画では実写とアニメの融合の他、ブルーバッキングの特殊技術が初めて採用された。
1967 4 『俺は用心棒』がNET系で放送開始。以降「用心棒」シリーズとして人気を博す。
1967 4 カラー特撮時代劇『仮面の忍者 赤影』が関西テレビで放送開始。
1968 9 藤純子主演の「緋牡丹」シリーズ第一作『緋牡丹博徒』封切。ヒット作となる。
1969 8 現在も続く長寿番組『水戸黄門』がTBS系で放送開始。
1973 1 実録路線の『仁義なき戦い』(監督:深作欣二 脚本:笠原和夫)封切。以降東映京都の人気シリーズとなる。
1975 11 東映太秦映画村がオープン。オープン初日より3日間で70,000人以上を動員した。
1978 1 松平健の初主演作となる『吉宗評判記・暴れん坊将軍』スタート。
1980 1 内田吐夢監督・中村錦之助主演の『宮本武蔵』五部作がテレビ東京で12時間にわたり放映される。この放映が現在の新春大型時代劇のきっかけとなった。
1982 6 宮尾登美子原作、五社英雄監督による『鬼龍院花子の生涯』が封切、大ヒットとなる。この映画をきっかけに女性文芸路線を開拓。後の『極道の妻たち』シリーズへとつながる。
2001 12 東映創立50周年記念作品として京都撮影所で製作された『千年の恋・ひかる源氏物語』が封切。
2005 12 終戦60周年を記念して製作された『男たちの大和/YAMATO』が全国封切。大ヒットとなる。
2009 7 1969年に放送を開始した『水戸黄門』の第40部がスタート。40周年を迎える。

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